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うらかわ園芸通信No.20 2018新年号
あけましておめでとうございます。うらかわ園芸です。
新年の幕開け、皆様はどのように迎えられましたでしょうか?
本年も植物を通して皆様へいやしと安らぎをお届けするために、従業員一同、精いっぱいがんばります。
本年もうらかわ園芸をどうぞよろしくお願い致します。
門松の制作、設置
今回は、竹の切り出しから加工までを自社で行いました。
※写真クリックで拡大写真をご覧いただけます。
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竹林から良い太さの竹を切り出します。
できるだけきれいで真っすぐなものを。 -
おおまかな形にチェーンソーでカット。
経験と勘が生かされます。 -
竹の先端をきれいに加工。
門松のポイントになる部分です。
電動カンナで絶妙に整えます。 -
きれいに加工された竹が沢山できあがりました。
竹を中心に松、梅、おたふく南天などだんだん華やかに仕上げていきます。 -
部分ごとに作り上げ、組み上げます。
写真は門松の土台部分の袴(はかま)です。
今回は2パターン用意しました。 -
松、竹、梅を配置してようやく完成。
縁起物のおたふく南天も入ります。 -
トラックにつみこんでいよいよお客様のもとへお届けします。
心を込めて丁寧に設置いたします。
冬を彩る植物『ポインセチア』
メキシコを中心として、中央アメリカに分布する熱帯性の低木で自生地では3m~5mの大きさに達します。日本には明治時代中頃に入ってきました。派手に色づいた花びらに見える部分は葉っぱで、苞葉(ほうよう)とよばれます。
本当の花は茎の頂点に付く黄色いつぶつぶ状のもので、花びらは持ちません。ポインセチアは日の長さや気温など条件が揃うと茎の先端に花をつけて、葉っぱ(苞葉)が色づきます。
ポインセチアが分類されているユーフォルビア属は、葉っぱや幹を傷つけると白い樹液を出すという特徴があります。この白い樹液は、毒性を含んでおり、皮膚が弱い方が触るとかぶれることがありますので注意です。
置き場所
クリスマスの頃に飾られることが多いので、寒さに強い植物と思われがちですが、それほど寒さに強くありません。冬は室内の日当たりの良い場所に飾ってください。室温が5℃を下回ると、葉が黄色くなり落葉します。
また、暖房の風が直接当たるような場所は避けてください。
育て方ポイント
ポインセチアを弱らせてしまう原因のほとんどは、水のやりすぎです。
乾燥に強いものの過湿を嫌います。水を与えすぎず、乾かし気味に管理するのが長く楽しむコツです。
赤くさせるポイント「短日処理」
ポインセチアは、一日の内の日照時間が12時間以下になることで花を咲かせる植物です。そして赤い葉は花芽が作られることによって色づく性質があります。
そこで9月以降は光の当たる時間を調節してやることが重要な作業になります。
その作業が短日処理です。
照明が付いた明るい室内では、花芽ができず苞は赤く色づきません。
日中は日に当て、夕方5時から翌朝7時位まで段ボール箱などで覆い真っ暗にします。約1ヶ月間毎日行うと、花芽が付き苞が色づいてきます。毎日やるのはとても大変な作業ですがその分開花した時の感動はすさまじい!とか・・・。
この作業をしなくても、葉は色づきますが、売られているように立派なものは期待できません。
興味のある方はぜひ挑戦してみてください!!
編集後記
今月号を担当いたしました甲斐です。年末になるとイルミネーションがきれいですね。
私の住む志免町は「メタセコイア」の木のライトアップがキレイです!
かつて炭鉱の町として発展したこの町。メタセコイアは石炭の原木の一種といわれており、この木の化石が石炭になったと考えられています。
町の中心部になり高さ約20メートルにも及ぶメタセコイアの木。
年末になると、まぶしいばかりに神々しく輝き人々を見守ります見るものを温かい気持ちにさせるシンボルツリー。私達もそんな存在になれたらステキですね(^^)