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うらかわ園芸通信No.8 2015冬号
新年、あけましておめでとうございます。
旧年中はうらかわ園芸に関わっていただき、心から感謝いたします。
2015年シーズンも植木リースや剪定、またニュースレターなどを通して皆様との繋がりを深め、満足していただけるサービスを提供してまいります。
本年もうらかわ園芸をどうぞよろしくお願い致します。
門松&しめ縄 製作、設置しました!
おかげさまで、昨年末もたくさんの門松、しめ縄のご注文をいただきました。社員一同心を込めて製作、設置をさせていただきました。
門松はある程度かたちにしてある松竹梅等の材料を仕入れてきて会社で組み上げます。
今回は材料の一部を自分たちで一から製作し、作り上げました。
その製作風景をちょっとだけ・・・
竹林での切り出し作業。
孟宗竹(もうそうちく)という種類です。
ノコやナタを使ってカット作業。
ときにはチェーンソーや電動カンナも出動します。
門松の土台部分、袴(はかま)を作っています。
竹を立てて門松らしい姿になってきました!
最後に松、梅、おたふく南天など入れて仕上げます。
各部分はシュロ縄を使って、日本の伝統的な結び方「男結び」でしっかり締め上げます。
冬の代表的な鉢花 シクラメン
シクラメンは、地中海沿岸原産の球根をもつ多年草。
高温多湿に弱く、管理の仕方で寿命が大きく変わります。室内向けのシクラメンの場合、最適な温度は人にとっては寒く感じる5~15度ぐらい。
和名のブタノマンジュウ(豚の饅頭)は球根の形から、別名のカガリビバナ(篝火花)は花の姿に由来します。
管理のポイントとしては・・・
- 花が枯れてきたら花茎の根元からひねるように摘みとる。葉も同様に!
- エアコンの熱風に直接あてない。
置き場所はちょっと涼しいぐらいのところに! - 水切れに注意!
開花期はたくさん水を必要としますので、水ぎれに注意します。
ただし球根の部分は腐りやすいので直接水をかけず、周りの土の部分にあげてください!
屋外で見かけるシクラメンはガーデンシクラメンという耐寒性のある品種です。 小型の品種ですので寄せ植えなどに活躍します。
今月の植物
ペペロミア
原産地:熱帯アメリカ
世界の熱帯から温帯に約1000種があるといわれ、園芸品種も多い観葉植物です。 葉は肉厚なものが多く、色や形も様々で、バラエティーに富んでいて人気があります。株分け、さし木、葉ざしでふやすことができます。
編集後記
今回のニュースレターを担当いたしました甲斐です。最後までお読みくださりありがとうございます。
お正月の門松やしめ縄には縁起物の材料が使われます。門松の松竹梅は定番ですが、うらかわ園芸のしめ縄には「橙(だいだい)、ゆずり葉、裏白(うらじろ)」を使用します。
それぞれ意味がありまして
橙(だいだい)・・・代々(だいだい)栄えるように
ゆずり葉・・・家系を譲って絶やさず子孫繁栄
裏白(うらじろ)・・・うら暗いところなく清廉潔白
などの意味があります。
各地方で飾り方やその意味合いもさまざまなようで、しめ飾りを一年中つけっぱなしの地域もあります。日本の伝統文化、風習。たずさわっているものとしてしっかりと後世に伝えていきたいものです。