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うらかわ園芸通信 No.47 2024秋号
お世話になっております、うらかわ園芸です。
この夏は記録的な猛暑となり、なかなか大変でしたね。我々人間はもちろん植物達にも過酷な夏となりました。
夏の疲れも出るこの季節ですが、植物のパワーも借りて元気に乗り切っていいきましょう!
秋のニュースレターお届けしますね。
- 日光が強すぎて葉焼け
- 赤とんぼも飛んでます
観葉植物 基本の管理
植物の交換やメンテナンスで日々お客様の所へ伺うと、よく聞かれるのが植物の管理の仕方。
買ってきてもすぐ枯らしてしまう!という方は➊「水やり」と➋「陽当たり(置き場所)」、とりあえずこの2つのポイントをしっかり実践してみてください。
今回は観葉植物の基本の管理について考えてみようと思います。
➊まずはやっぱり水やりが基本です!
観葉植物を育てる上で一番大切なこと、それは水やりです。
水分補給はもちろんですが、土の中の古い空気を押し出して新鮮な空気を根っこに届けるという重要な役割もあります。
水やりの基本は「土が乾いたら底皿から染み出るぐらいまでたっぷりと与える」のがポイントです。
流れ出てた水で鉢底がずっと水につかっていると根腐れをおこしますので必要以上の水は捨ててください。時々、葉っぱに霧吹きしてあげるのも喜びます。
植物の種類、性質、置き場所によって水の量はさまざま。どれぐらいで土が乾くか、よく観察して試行錯誤しながら管理していくのも植物の楽しみ方の一つだと思います。
- 乾いてからたっぷり
- 霧吹きも効果的
➋なるべく陽当たりのいい場所へ!
植物は光合成をおこなうため、日の光が欠かせません。
植物によっては半日陰や日陰のような暗い環境を好む種類もいますが、基本的に陽当たりのよい場所が望ましいです。
陽当たりが悪いと全体的に間のびしたようにヒョロ~っとなって病害虫も発生しやすくなります。
どうしても陽当たりが改善できない場合は蛍光灯などの光だけでもかなり効果があります。
陽当たりが悪いからと言っていきなり外の直射日光に当てるのはNGです。
葉っぱがやけどする状態「葉焼け」をおこします。
- 陽の光を浴びて光合成
- 陽当たりのよい場所へ
観葉植物管理 ~その他のポイント~
➌肥料、剪定・消毒、植え替え などで より元気に育ててみよう!
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肥料
無くてもすぐ枯れてしまうわけではないですが、与えた方が葉色はより濃く幹は太く、根っこの張りも良くなります。ゆっくり長く効く固形の肥料と、すぐ効くけど長持ちしない液体肥料があります。
固形と液体の肥料
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剪定・消毒
葉っぱが込み合って風通しが悪くなると病害虫に侵されやすくなります。適度な剪定で新しい芽も出ますし、好みの樹形に仕立てていくこともできますよ。
噴霧器で消毒
時には害虫が発生してしまうことも!消毒するか直接捕殺、濡らした布などでふき取るなど早めの対処が必要です。 -
植え替え
ずっと植えっぱなしだと根っこが行き場を失って鉢の中が根っこでパンパンになる「根詰まり」の状態になってしまいます。鉢底の穴からもどんどん根っこが出てきます。水や肥料が浸透しなくなったり葉先が痛んだりと元気がなくなってくるので植え替えが必要です。
一回り大きな鉢に植えるか、根っこを削って同サイズの鉢に植えるか、そこはお好みで♪鉢が割れるほどの根づまり状態
うらかわ園芸に咲く花
※写真クリックで拡大写真をご覧いただけます。
番犬カーリン
暑かったこの夏は小さなベンチの下で涼みながら待機。
みんなが帰ってくると元気に飛び出してきます。
編集後記
今号を担当いたしました甲斐です。
コロナ禍の家ごもりで植物を育てる人が増え、植物人気はまだまだ続いているようです。
リースでお客様の所にお伺いした時にも植物の管理の仕方を聞かれる事が多くなりました。
葉っぱや幹の状態、付いてる虫など・・・
スマホなどで撮影して見せて頂くと、より詳しくアドバイスができると思いますのでお気軽にお声掛けください!