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うらかわ園芸通信No.45 2024春号
こんにちは☆ いよいよ春がやって来ました!
植物達も花を付けたり、新しい葉を広げたりと春の到来を喜んでいるようです。
この芽吹きの季節のために地中の根はまだまだ寒さ厳しい2月から徐々に動き出していると言われます。目に見えない所で早くから頑張っているんですね!
鹿児島、指宿へ行ってきました!
福岡グリーン事業協同組合の同業者仲間と1月に指宿の観葉植物の生産現場へ視察に行きました。
温暖な気候の指宿では観葉植物の生産がとっても盛んです。天然の温泉水を温室内にパイプで巡らせ、加温するなど自然の恵みを最大限利用しています。生産者さんたちの温室をいくつも巡り、今年の観葉植物の生産状況を見てまわります。その上で各社の発注を組合で取りまとめ、共同で発注します。
手間と暇を惜しまず、育てられた植物達☆ 生産者の皆様の技術と良いものを育てあげたいという熱意に脱帽です。
共同仕入れで予約・発注した指宿の観葉植物たちは3月中旬、10トントラックに満載されて福岡まで運ばれてきます。大小合わせると優に1,000鉢以上!それを皆で大切に荷下ろしして、各社のトラックに積み分け、それぞれの会社の温室へ持ち帰ります。
そうしてやっとうらかわ園芸へ到着。指宿から300㎞の旅、植物の皆様、おつかれさまでした☆
ようこそ、うらかわ園芸へ! これからよろしくお願いします(^O^)♪
今月の植物
ファグラエア
指宿で見かけたので数鉢購入しました。生産者の方の話では結構強いとのことでした。リースで使うにあたり「強い」というのはとても魅力です。これから育てつつ観察して性質を探っていこうと思います。
編集後記
今回のニュースレターを担当いたしました浦川貴司です。
今回は私達が毎年行っている指宿仕入れについてご紹介しました。1月、福岡グリーン事業協同組合の仲間達と新幹線で鹿児島へ。
レンタカーを借りて指宿の生産者を2日で10件ほど回りました。やはりまずもって暖かい!熱帯の植物を生産するのには必須条件です。それに加え湧き出る温泉をパイプで温室内に巡らせ、加温することができます。サスティナブルです。
これからさらにこの持続可能性が大事になってきます。弊社では残念ながら温泉は湧いてないので、灯油を用いてボイラーで空気を温めて加温しております。灯油も値上がりしてますので、設定の温度をギリギリまで低くして可能な限り節約して冬をしのいでます。うちの植物達には少々寒い思いをさせてしまっており申し訳なさも感じますが・・・。
今後、エネルギーを使わなくてよいように低温でも大丈夫な観葉植物の割合を増やすのなどして少しでもサスティナブルな方向に進めていき
たいと思っております。最後まで読んでいただきありがとうございました。