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うらかわ園芸通信No.42 2023夏号
こんにちは☆ また暑い季節が巡ってまいりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
植物も成長に最適な時期を迎え、勢いよく葉を展開、開花しています。
植物も元気ですが虫たちも元気。温室では蚊取り線香が欠かせませ~ん(T_T)
うらかわ園芸に咲く花たち
春に切り戻した植物は今・・・
3月末に切り戻した植物達も新芽を出して、葉をつけてます☆
成長の早さは種類によって様々で、ウンベラータやベンジャミンなどゴムノキの仲間は成長が早く、特にウンベラータは再生が早いです。他には、エバーフレッシュ、パキラ、アマゾンオリーブなども葉の展開が早いです。
それに対しドラセナ類は成長が緩やかで、葉っぱが繁るまでに時間がかかります。
身近に伸びすぎてしまった観葉植物がありましたら、思い切って切り戻しをやってみてはいかがでしょうか?切り戻しは7月いっぱいくらいまでに行うと良いです☆
日の当たるところで管理し、定期的に水を忘れずにやりましょう☆
元気な芽が出てきたらそのまま秋まで管理し、11月あたりから温度が確保できるところに移しましょう。切り戻しで切った枝の方は水苔を巻いて根を出させると増やすことが出来て面白いですよ~。
観葉植物の花
観葉植物たちは稀に花を付けます☆ 弊社で見られた観葉植物の花をご紹介します!
※写真クリックで拡大写真をご覧いただけます。
今月の番犬カーリン
編集後記
今回のニュースレターを担当いたしました浦川貴司です。
今回は切り戻しと観葉植物の花についてご紹介しました。観葉植物の原生地はほとんどが亜熱帯の地域です。
そこには冬はありません。日本の5月から10月くらいの間の気温が多くの観葉植物にとって本来の故郷の気候なのです。切り戻して直射日光の元、芽を吹いたその新芽の色の鮮やかさこそが本来の姿です。
観葉植物は室内で育てるものと思われがちですが、直射日光と天然の雨、原生地に近い環境で育まれた植物はエネルギーに 満ち、美しさも格別に感じます。
季節の変わり目の穏やかな亜熱帯の地で観葉植物達はその中でも季節を感じ、花を付けるのか定かではありませんが、それなりに弊社の温室内で故郷の気候に近い何かを感じ、花を付けてくれているとすれば嬉しいです。逆に花を付けるのは生命の危機を感じているからという話を聞いたこともあります。それだと弊社の温室はあまり居心地の良いところではないのかもと申し訳なさを感じてしまいます。