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うらかわ園芸通信 No.38 2022夏号
お世話になっております、うらかわ園芸です。
日を追うごとに夏らしくなるこの頃、じっとり汗ばむ季節となりましたが、皆様体調など悪くされてませんか?
梅雨前後のこの時期は植物たちも最も成長する時期で日々大きくなるのを実感できます。
暑い夏は食も細くなりがちですが、栄養はしっかりとって元気に夏を乗り切ってくださいね。
観葉植物たち、順調に再生中
枝が伸び過ぎて樹形が乱れたり弱ったりした植物たちは春にバッサリ切り戻し、屋外で日光をたっぷり浴びて元気に再生していきます。
今まさに続々と新芽を出し順調に成長しています。
仕上がった物から順次お客様のもとへお届けしますね。
植物を増やしてみよう
観葉植物って意外と簡単に増やすことが出来ます。増やす方法として代表的なものが「挿し木」「取り木」「株分け」などです。それぞれ植物の種類によって最適な増やし方があるのですが、中でも一番お手軽で簡単なのが「挿し木」です。
挿し木は切った枝を土に挿すだけです。できる種類とできない種類がありますが、今回は温室で「ペペロミア」の挿し木をしてみました。
※写真クリックで拡大写真をご覧いただけます。
ペペロミアは種類によって色や形がさまざまで育てやすい人気の観葉植物です。
うらかわ園芸でも小鉢や寄せ植えの材料として活躍しています。ペペロミアは葉っぱ一枚からでも増やすことができます。挿し木のなかの「葉挿し」というやり方です。
葉っぱの付いた枝を挿しても もちろん増えますが、葉っぱだけで増やすとより数多く増やすことが出来ます。ここから挿し木作業。葉っぱの茎の部分が土に埋まるように挿します。一般的に挿し木や種まきで使う用土はほぼ無菌で肥料分のない清潔な土とされています。種類でいうと赤玉土、鹿沼土バーミキュライトなんていう用土ですが、経験上 使い古しの土や普通の培養土でも問題なく成功します。ミズゴケなんかもつかえますよ。
挿した後は用土が乾燥しないように注意して管理します。画像で2ヶ月経過したものです。
二週間もすれば付け根の方から根っこが出てきて、そのうち葉っぱも顔を出し、2枚3枚と増えていきます。お好みの鉢に植えれば立派なミニ観葉植物のできあがりです。葉っぱ3枚からこれぐらいまで増やすことができました。時期が良ければ半年もたたずに仕上がります。
ペペロミアは乾燥にも強く繁殖力も旺盛で非常に育てやすい植物です。種類も多く葉っぱの形や模様もさまざま。オススメしたい観葉植物の一つです。
ツル性のアイビーは伸びすぎたツルを切って水につけておくだけで根っこが出ます。
サンセベリア(トラノオ)は長い葉っぱを10cmぐらいに切り分けて土に挿したもの。根っこが出て新芽があんな所から伸びてきます。
うらかわ園芸に咲く花
※写真クリックで拡大写真をご覧いただけます。
番犬カーリン成長記録
うらかわ園芸の番犬、ラブラドールのカーリンはこのボールが大好き!
朝夕2回の社長とのボール遊びが毎日の日課です。
出社してくると首輪から解き放たれたカーリンがものすごい勢いで走り回っています!
仕事中は温室前でみんなを見守ります。
編集後記
ニュースレターを担当いたしました甲斐です。
今回は植物の増やし方を扱ってみました。観葉植物の他に草花も意外と簡単に増やせます。
今見ごろのアジサイや花束の中に入っているバラなんかも元気な枝であるなら増やすことができます。挿し木の最適期は梅雨前後の5~7月とまさに今の時期です。
個人で楽しむ分には問題はありませんのでご興味のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがですか!!