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うらかわ園芸通信 No.35 2021秋号
お世話になっております、うらかわ園芸です。
今年の夏は猛暑のあとに長雨があったりと何かと体調管理が難しかったですね。
加えて、なかなか終わりの見えないコロナの猛威。
うらかわ園芸スタッフ一同は感染症対策を徹底してお客様のもとへお伺いいたします!今後ともよろしくお願いいたします。
夏から秋へ、そして冬へ向けての作業
春にバッサリ切り戻し、外で暑い夏の日差しをたっぷり浴びて成長した観葉植物たち。
秋にはそのほとんどを温室内へ移動させます。
冬はボイラーで温度管理された温室で栄養を蓄え、春からまたグングン成長し、元気になってお客様のもとへお届けします。
アルテシマゴム
バッサリ切り戻して幹だけの状態にしても、半年もするとこんな立派な姿に!!
ドライフラワーを作ってみよう
ドライフラワーは、文字どおり花などを乾燥させたものです。花だけではなく葉や茎、果実なんかも楽しめます。種類によって向くものと向かないものがありますが、今回は初心者の方でも簡単に作ることができる「センニチコウ」を紹介します。
センニチコウは漢字で「千日紅」と書きます。文字通り、長い間花の色があせず、鮮やかさを保つことからこの名前がついたそうです。
紫に色づいているのは苞葉(ほうよう)と呼ばれる花の付け根に付く変形した葉っぱです。実際の花は紫色の中の小さくて白く見えている部分です。
今回は、会社にあった紫と白のミックスカラーのセンニチコウ 「バイカラーローズ」を使ってドライフラワーを作ってみます。
- センニチコウ
- センニチコウ バイカラーローズ
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➊まずはカット作業。茎を残しておくと、縛りやすいし、瓶などに入れて飾りやすい ので適当な長さで残します。
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➋カットしました。
花色がきれいなうちにカットした方が、ドライにしたとき色がきれいに残ります。花ざかりを過ぎる前にカットしておくと良いです。 -
➌バランスをみてまとめます。輪ゴムやヒモでしばれば、あとは乾燥させるだけ。
逆さにつるして乾燥させると茎をまっすぐ仕上げることができます。 -
➍茎や葉っぱが茶色くなって完全に乾燥すれば出来上がり。
あとはお好みで瓶にいれたり吊るしたり、もちろん水やりの必要はありません。
画像のもので3ヶ月経過しています。
こちらは失敗作。
直射日光をあびすぎて色が抜けてしまいました。日光や強い照明の近くでは早く色あせしますので、暗めの場所の方が長持ちします。
これはこれでいい雰囲気ですが・・・
すぐできる!その他のドライフラワーにオススメの品種
- スターチス
- カスミソウ
- アジサイ
うらかわ園芸に咲く花
- オシロイバナ
- ヒガンバナ(白)
- ランタナ
- コスモス
- ツユクサ
- 芙蓉(フヨウ)
番犬カーリン成長記録
うらかわ園芸の番犬「カーリン」は、ただいま訓練に出ておりまして留守にしております。
年末には無事訓練を終えて帰ってくる予定です!
編集後記
ニュースレターを担当いたしました甲斐です。
今回はドライフラワーを取り上げてみました。
我が家のセンニチコウはキッチンでもう3年目を迎えますが、いまだにきれいにしています。
花の種類や飾る環境によってぜんぜん違ってきますので、いろいろ試してみるのもおもしろいですよ。アロマオイルなんかで香りづけする楽しみ方もあるようです。
コロナと共存する生活にも慣れ気も緩みがちですが、くれぐれも感染にはお気をつけください。